# DebConf20イベント共有会 ## イベント概要 - イベント名 - 2020年9月 東京エリア・関西Debian勉強会 - 開催日時 - 2020-09-19(土) 14:00-15:30 - 場所 - オンラインWebビデオ会議(jitsi) - 参加者 - dictoss - yy_y_ja_jp - Katsuki Kobayashi - hiroya_akita - knok - mkouhei - matoken - yosuke_san - Hiroyuki Yamamoto - dancerj - このドキュメントのライセンス - GPLv3 ## 共有内容 ### Sunday (23 aug) ### Monday (24 aug) - Debian Science BoF yosuke - 機械学習がはやっている - R teamができた - ARM64を科学技術計算の話。ハードウェアを持っている人やってほしい。 - 科学技術向けにpythonのパッケージング能力がほしい。python詳しい人募集。 - 人が足りない - Where is Salsa CI right now? ← 見ました by 小林 - CIのチームの方がyamlをsalsaのプロジェクト(=git)に置くと動きます - 400-500, Debconf19で紹介すると今では4000プロジェクトまで採用が増えた - ソースとバイナリのパッケージを作成したあと、CIでテストが動く - lintianのhtmlが出力される - debian/salsa-ci.yml をおくと動く - includeするものがあるのでそれを見ると楽に設定できる - What comes after Open Source? 見た - ライセンスがたくさんありすぎてどうしたらいいのだろう - ライセンス絞ってはどうかという話も出ていたが - 現実感があまりない感じの内容 ### Tuesday (25 aug) - What's new in the Linux kernel (and what's missing in Debian) - みました - 5.3-5.8 のlinux-kernelの機能の説明があった - schedule-util のCPU のondemandがschedutilが追加された - linux-5.3 RISC-V - linux-5.6 FY2038に対応(32bitのUNIX時間あふれの話) - eBPF 自分でビルドしないでよくなった - Return-oriented Programming - アセンブラの戻りスタックの操作 - lockdown - rootユーザでも機能制限できる - secure bootでlockdown機能が使われている - Building a Multilingual Command Line - .poや文字コードやフォントなどは全然出てこない話 - ラッパーでマルチリンガルを対応したらいいよ的な話 ### Wednesday (26 aug) - My phone runs Debian - and it does phone calls! 見た - PureOS というdebianベースなOSがある https://puri.sm/products/librem-5/ - 素のDebianで動くようにしたい、という話 - Androidのアプリは動かせるんですか - エミュレータはあるのか - 参考 - miniconf https://mobian-project.org/ - POSIX pitfalls in modern desktop environments and how to work-around them 少し見た - userとかgroupとか元々ワークステーション向けだけど 最近のデスクトップにはやや不便だから gid=100決め打ちにしたりとかワークアラウンドを提案してた - FreedomBox: The Home Server Appliance 見た - https://freedombox.org/ - 家庭向けのサーバのOS - UPS的に動く商品の紹介 - Lenovo + Debian - debian.orgのメールアドレスで登録すると割引で買える - ただし、USとカナダのみ - releasing linux platform - X1C8の場合 - 2020/2 project kickoff - 2020/5 GA image create, final testing pass - 2020/6 エネルギー認証 - 2020/6 製品ドキュメント作成 - 2020/7 サポートチームのトレーニング - 2020/8 web sals runch ### Thursday (27 aug) - Cloud images BoF 見た(yosuke) - テストが足りない - 十分にテストできているのは Azure と AWS だけ - リリース前に各 provider に渡して、テストしてもらいたい - 開発環境へのアクセスが SPI (software in public interest ?) のアカウント経由で楽になりつつある - stretch ->buster が deb cloud image の最初の major update だった - /etc/network/interface.d/ 下に自動生成されるファイルの書式が変わって、あるプロバイダで問題が起きた。防止策がほしい。 - 小さいプロバイダだったので大きな問題にはならなかった。しかし、小さいプロバイダは自分で対応してもらわないと行けないかもしれない。そこまでリソースがないことが理由 - systemd-networkd - dhclient から乗り換えるべき? -> No, だれか experimental で実験してほしい。 - dhclient と同じ設定が再現できるか誰もわからない - amazon linux なども dhclient - dockerのcloudのイメージは別ものと思ったほうがいい - dockerのイメージはdebian.orgの公式提供版ではない、らしい - officialなイメージをdebian.orgで提供してはどうか、という話は出ている - 政治的なコストがかかるので大変 - official な image にする変更が、利用者の多い debian image に影響があるかも。そして、サポートコストがかかる - debian cloudのイメージ間の差分を調べるツールがほしい(今はない) - release noteを自動生成したい ### Friday (28 aug) - The Practical Programming Language, or Why C++ Integers are Fundamentally Broken 見た (yosuke) - Cの規格として64bit Intergerを32bit Integerにdowncastすると、warning出さない - overflowするが嫌な言語仕様 - rustやP-PLなど使って回避するといいのかも - https://forum.practical-pl.org/ - carry flagがない - 型変換するときに受ける側で型が一致しないでも動いてしまう - Debian Outreach Projects: Google Summer of Code 2020 少しだけ見た ### Saturday (29 aug) - Stay home ... and contribute to Debian Med 見た - miniconf2020の続編 - 多くのDebian Developerが手伝ってくれた - チームとして活動している感じがすごい出た - どのような成果があったか発表 - Debian Expert Install 見た(yosuke) - short 枠 10 分ぐらい。初心者むけ? - installer の expert install の使い方説明 - minimal な環境とか、カスタマイズした環境がほしい方向け